家族がインフルエンザにかかってしまった!会社で隣の席の人も横も、後ろの人もかかってしまった!次は私の番?どうしたら・・・。
こんなとき、ちょっと不安になりますよね。感染者が出てからワクチン接種しても間に合わないとか思っちゃいますし・・・。うがい・手洗い・マスクだけでいいのでしょうか?
特に家族がインフルエンザにかかったときには、逃げようがありません。こんな時、ほかの家族に感染しないために我が家でやった効果のあった対策について今日は書いてみようと思います。
家族がインフルエンザに感染したら
家族がインフルエンザに感染したら、つぎつぎの家族が感染する・・・。この嬉しくない循環をストップさせたいところですよね。
インフルエンザの症状である高熱や、風邪の症状のようなのどの痛み・せき・鼻水・頭痛・節々の痛みなどなど、ツライ身の置き場のないこんなインフルエンザには、感染したくないはず。大人が感染すれば職場にも行けませんし(ちょっとうれしい・・)子供が感染すれば学校にもいけません。
また食欲もなくなるので、げっそりしてしまったり、お肌も張りがなくなってしまうかも・・・。
まずは家族がインフルエンザに感染したら、病院に行って適切な処置をしてもらったり、薬を出してもらうと思いますが、お医者さんから返ってきたら、ほかの家族が一致団結して、うつらないように、協力体制ばっちりで過ごしていきましょう。我が家で気を付けて家族に感染しなかった方法を書いておきたいと思います。
感染者と、過ごす部屋を別にする
今のインフルエンザの薬は、発症したあとでも、2回ほどの薬の吸引でOKと言うことが多いみたいですが、熱が下がるまでは約1~3日ほどかかります。その間さまざまな症状で苦しい時期なので、その間はつらいところですよね。
感染者が大人の場合は、熱が下がるまで(できれば下がってからも)一つの部屋にいてもらいましょう。理想はインフルエンザウイルスの感染力が高い発症から4日間は、違う部屋で過ごせると理想です。
とはいってもトイレやお風呂などで、部屋から出る必要のある場合以外のことです。なるべくインフルエンザウイルスを家族の部屋にばらまかないように、工夫するということです。
余分な部屋がない場合や1ルームのときは、感染者には、なるべく声を出して話さないでもらいましょう。実際にのどが痛い場合が多いので、声を出さないほうが感染者にとってもいいのです。必要なことは紙に書いてもらったり、LINEを活用するなどして、声を出さない工夫をしてみましょう。感染者が孤独にならないように、家族であたたかい言葉の文字メッセージを適度に送るのもいいですよね。
使い捨てマスクを惜しまない
箱にどっさりはいっている使い捨てマスクを買いましょう!そしてマスクはこまめに変えましょう!
感染者と会話したら、新しいマスクにかえるくらい、こまめにマスクを変えてみましょう。
感染者の個室が確保できる場合は、そこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、インフルエンザウイルスは、熱が出る前も出た後も、まだまだ4日間くらいは居座っているので、感染者も、家族もマスクをして、感染経路を断つようにしていきましょう。
くしゃみや咳だけからではなく、感染者の衣服や触ったもの(ドアノブ)や食器などにも普通にインフルエンザウイルスはついています。もちろん空気中にも、インフルエンザウイルスは健在ですので、マスクをしてなるべくカラダの中に入らないように気を付けていきましょう。
一緒に使うトイレや洗面所などのタオルもこまめに変えるか、感染者がいるうちは、ペーパータオルを使うなど工夫をするといいでしょう。
また、除菌シートなどを置いておくのもいいですよね。
とりあえず、感染者と接触したら、こまめにうがいをしたり、手をあらったりしましょう。
湿度を保つ
部屋の中が、寒かったり乾燥しているとしたら要注意です。部屋をあたたかくして、乾燥しないように、湿度を50%以上に保つようにしてみましょう。
のどが潤っていると、のどの粘膜のはたらきがよくなって、インフルエンザウイルスが体内に入りにくくなります。また仮に体内にはいっても、発症しないで済むことが多いのです。のどや粘膜の乾燥にはきをつけるようにしましょう。
いつも以上に飲み物とビタミンC・B群をとる
お水や白湯お茶や紅茶・味噌汁など飲み物をいつも以上に飲みましょう。インフルエンザウイルスは、口や鼻から入るのが最も多いのですが、口からいつも飲み物がはいっていれば、のどが潤います。そうすると、インフルエンザウイルスがのどの粘膜で繁殖する機会を失ってしまいます。
5分に一度は飲み物をひとくちでも飲みこむくらいこまめに飲み物を飲むことを、心がけてみましょう。
またサプリメントでもいいので、ビタミンBとCをとりましょう。家族のだれかが感染した場合、周りにいるほかの家族は、飲み物を大目にとったり、みかんやドリンクタイウのビタミンをとるようにすることで、ウイルスに対してのカラダの抵抗力も増してきます。ビタミンも心がけてとるようにしましょう。
感染者に優しく接する
実はこれがいちばんかもしれません。大人が感染した場合は、個室にはいっていてもらうのが一番なのですが、子供が感染した場合は、あたたかいまわりの対応によって、ぐ~んとよくなっていきます。高熱が出て、薬を飲んでから丸3日間は苦しいものです。その間、たくさんの愛情を持って不安や苦しさを少しでも和らげる工夫を家族で連携してとっていけたらいいですよね。
たとえば、のどがいたかったらアイスクリームやりんごをすったものを用意したり、ヨーグルトや桃缶やミカン缶もうれしいかもしれません。腸内でインフルエンザウイルスと闘っている最中は、その活動を邪魔するような食事は避けて、腸の環境を整えるような、ものを食べさせてあげたいですよね。
熱がさがったら、食欲も出てくるので、お粥やうどんや雑炊など少しずつ固形物もたべていきましょう。
治りかけがいちばんあぶない
5日目くらいになると、痰や咳が出てくる場合が多いのですが、カラダが最後のひとふんばりをして、インフルエンザウイルスを体外に出そうとしているみたいに、痰がでてくるかもしれません。この時が要注意!熱もさがって、カラダの節々の痛みもよくなるころなので、つい、いつもの生活に戻りがちです。
痰がでるこの期間は、とくに感染者はマスクを着用して、インフルエンザウイルスを他の家族に移さないように気をつけましょう。
家族もまだまだ油断大敵です。家の中でも感染者と接する時はマスクを着用しましょうね。
いつもよりも早く寝る
家族もストレスがたまっていると、体調によくありません。女性は生理の期間も免疫力は落ちていることも多いので、休息は心がけてとるようにできるといいですね。お風呂にお湯をためてゆっくり入るのもおすすめです。のども潤います。
感染者だけではなく、周りの家族もゆったりを心がけたいものです。
まとめ
いかがでしたか?我が家は7人家族なのですが、夫がインフルエンザにかかってから、家族で協力して1週間がんばりました!こんなことを気を付けただけで、ほかの家族は感染しませんでした。高齢の両親がいっしょだったのですが、感染しなくてほんどうによかったと思っています。
もしも、家族がインフルエンザに感染したら、家族で協力して、のりきりましょう!ちょっと大変ですが、発症してからたったの1週間です。マスクをこまめに変えながら飲み物を飲んで、ビタミンとってストレスをためないで家族だけは笑顔で接してあげられたらいいですよね、