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新入社員に夏のボーナスは出るの?平均支給額は?

もうすぐ、ボーナスの季節ですね。

少しずつ会社や仕事にも慣れ、ボーナスが気になっている人も多いかもしれません。

しかし、入社してまだ2ヶ月の新入社員に、夏のボーナスは支給されるのでしょうか。

支給されるとしたら、いくら貰えるのでしょうか。

新入社員のボーナスについて調べてみました。

ボーナスは新入社員でなくても支給されないことも・・・

ボーナスは、主に正社員に支給される特別賞与のこと。

ボーナスの支給額は、平均すると「お給料の1~4ヶ月分」であることが多いです。

6~7月に夏のボーナスが、12月には冬のボーナスの年2回支給されるのが一般的

ただ、月給と違って、ボーナスは法律(労働基準法)で定められていません。

ですから、毎月の月給を多く支払うかわりにボーナスがない会社もあれば、そもそもボーナスという制度すら導入していない会社もあります

中には、就業規則や契約内容には、特別賞与(ボーナス)の支給ありと書かれているのに、支給されないケースもあります。

ちなみに、お給料が安定している「公務員」の場合は、業績や景気に関係なくボーナスが支給され、新入社員であっても、満額ではありませんが、夏のボーナスは支給されます。

新入社員はいつからボーナスがもらえるの?

ボーナスの支給がある会社では、4月に入社した新入社員に、夏のボーナスは出るのでしょうか。

新入社員の場合は、業界や会社の規模によっても異なりますが、一般的には冬のボーナスから支給されるという会社が多いです。

新入社員で、夏にボーナスを貰えることは、稀だと覚えておきましょう

ただ、夏のボーナスのかわりに「寸志」を貰えることがあります。

夏のボーナスのかわり「寸志」ってなに?

会社によっては、夏のボーナスのかわりに「寸志」として支給されることがあります。

寸志とは?
寸志の意味・・・「心付け」「少しの贈り物」

御礼や感謝の気持ちを表す「少しばかりの金銭や品物」を意味します。

主に、結婚式やお葬式など慶弔関連のマナーとして定着していて、お金(相場:1000円~5000円程度)で寸志を渡す場合には、白い封筒の表側に「寸志」と書き、品物で寸志を渡す場合には「寸志」と書かれた熨斗(のし)をつけます。

ビジネスシーンにおいての「寸志」は、目上の人から目下の人に対して渡す心付けを意味します。

ボーナスにおいての「寸志」とは「少しばかりのボーナス」ということになりますね。

寸志の金額は、業界や会社の規模によってさまざまです。

新入社員の初ボーナスの平均金額

「給料の1~4ヶ月分」といわれるボーナスですが、夏のボーナス時期といえば、会社によってはまだ「研修期間中」という場合もあるでしょう。

新入社員のうち、しかもまだ研修中であれば、会社の業績にはまだ何も貢献できていない状態なのですから、「寸志」がいただけるだけで有り難いことなのだと、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

新入社員に支給される初めての特別賞与(寸志)の平均金額、気になりますよね。

平均金額とはいっても、民間会社では景気や業績に左右されるため、すべての会社に当てはまるわけではありません。

【上場企業の新入社員・夏のボーナスの平均】

  • 大学卒・・・約90,000円 
  • 高校卒・・・約70,000円 

ちなみに、冬のボーナスの平均は、約10~15万円だそうです。

まとめ

初めてのボーナスの使い道を、あれこれ想像していた人もいるかもしれませんが、新入社員のうちは、ボーナスは満額では支給されないことがほとんどです。

公務員は、景気や業績に関係なくボーナスが必ず支給されますが、民間企業では、満額のボーナスが支給されるのは、2~3年目からだと思っていたほうがよさそうです。

もし、今年、新入社員であるのにもかかわらず、夏のボーナスが支給されたなら、就職先に恵まれた証拠ですね(^o^)