梅酒、香りも良く、甘酸っぱくて美味しいですよね~♡
梅は、おにぎりの具や日の丸弁当など、古くから「殺菌作用」があるとして活用されてきましたが、このほかにも女性には嬉しい効果がたくさんあります。
今年は、自家製の梅酒作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
梅酒ってスゴイ!梅酒の効能
梅といえば殺菌効果が有名ですが、それだけではありません。
梅は、クエン酸などの有機酸や、ミネラル(カルシウム・鉄・マグネシウム・亜鉛)、ビタミンB2 が豊富なアルカリ性食品なので、次のような効果が期待できるんですよ。
【梅酒の効能】
- 疲労回復効果
- 老廃物をスムーズに排出するデトックス効果
- 便秘改善
- 美肌効果(肌荒れ・むくみ解消)
- 血液やリンパの流れをよくする
- 免疫力アップ
- 香りによるリラックス効果
自家製梅酒作りにチャレンジしてみよう
梅酒を作る時期は5~6月頃。
梅酒作りに必要な「青梅」は、この時期にしか手に入らないからです。
梅酒作りに必要なもの
【できあがり量・・・約2~2.5リットル】
- 果実酒用のビンの容器(4リットル容器)
- 青梅・・・1kg
- 氷砂糖・・・500~800g(甘さ控えめなら500g、甘めなら800gが目安)
- ホワイトリカー(果実酒用の焼酎)・・・1.8リットル
【ホワイトリカー以外のお酒でも作れる?】
アルコール分が35度以上のお酒であれば、ホワイトリカーでなくても梅酒を作ることができます。
アルコール度数が20度未満のお酒で果実酒を作ることは、法律で禁止されています。
家飲み用であったとしても、違法になるので注意してくださいね。
【なぜ20度未満のお酒で果実酒を作ってはいけないの?】
梅の水分によって、アルコール度数が低くなり、雑菌が繁殖し腐敗しやすくなるからです。
アルコール度数が高いお酒を使うことで、梅酒を長期間保存できるようになります。
35度のホワイトリカーで梅酒を作ると、できあがりの梅酒のアルコール度数は、20~25度くらいになります。
梅酒の作り方
1:アク抜き
青梅(青くて固い梅)の場合は、水に浸し2~4時間ほどアク抜きをします。
青梅は購入したらすぐに漬けるのがポイント!
常温で置いておくと、2日程度で黄色く熟してしまうからです。
熟した梅でも梅酒を作ることができますが、酸味が失われてしまいます。
2:果実酒用のビン容器の消毒
果実酒用のビン容器は、熱湯で消毒します。
いきなり熱湯を入れるとビンが割れることがあるので、まずはぬるま湯で十分に温めてから熱湯を回しかけます。
フタの消毒も忘れずに消毒し、しっかりと乾かします。
3:梅の下処理
アク抜きした梅を丁寧に水洗いし、水気を切ります。
この時に、大きい傷があるものや、傷んだ梅は取り除いておきましょう。
キッチンタオルで水分をしっかり拭き取り、しばらく乾燥させた後、竹串を使って梅のヘタを取り除きます。
梅酒を美味しく作るコツはヘタをしっかり取ること。
ヘタを取らずに漬けるとエグ味がでてしまいます。
4:浸ける
果実酒用のビン容器に、梅→氷砂糖→梅→氷砂糖のように、交互に梅と氷砂糖を入れていきます。
5:ホワイトリカーを入れる
梅と氷砂糖を入れ終えたら、その上からホワイトリカーを静かに流し入れ、しっかりとフタをします。
6:保存・熟成
容器は冷暗所で保管します。
週に数回、容器を揺すって氷砂糖を溶かしつつ、中の糖分を均一にします。
氷砂糖が溶けたら、あとはじっくりと待つだけです。
7:飲み頃
目安は3ヶ月以上、お酒が琥珀色に変われば飲みごろです。
3ヶ月ほどで、あっさりとした梅酒が楽しめますが、オススメは半年~1年の頃。
待てば待つほど味に深みが増します。
【梅を取り出すタイミング】
梅を入れたままにしておくと、にごりや苦味が出てしまうので、1年漬けたら、中の梅を取り出しましょう。
取り出した梅は、ぜひ梅ジャムにして有効活用してくださいね。
【梅酒アレンジ】
ホワイトリカーを、ブランデーベースリキュールに変えれば、ブランデー梅酒のできあがり!
ウイスキー、ウォッカ、ジンなどでも作ることができます。
夏バテしやすい人は、氷砂糖の代わりに同量の「はちみつ」で漬け込めば、はちみつ梅酒のできあがり!
梅酒の疲労回復作用がより高まり、はちみつならではのコクが味わえます。
はちみつは氷砂糖よりも溶けにくいので、最初の2週間ほどは毎日、容器を揺すり、その後も様子を見ながら1ヶ月に数回は容器を揺すってくださいね。
まとめ
梅酒の爽やかな香りの正体は「ベンズアルデヒド」という成分で、この成分はアロマテラピーに相当する効果があるというから驚きですよね。
女性の美と健康に良い「梅酒」ですが、度数は高めなので、飲み過ぎは禁物。
炭酸水やミネラルウォーターで割り、1日1~2杯が目安です。
自家製梅酒、ぜひチャレンジしてみてくださいね(^o^)