「端午の節句ってなあに?」と子供に聞かれたらどのように答えていますか?
我が家で昔悩んで調べたことがあって、そのあとは、堂々と子供にも説明していたのですが、先日、友人宅でも、子供から聞かれたらしく、我が家での受け答えについて話してみました。
すごく喜んでもらえたので、お子様のいる方に端午の節句の説明の仕方や初節句の由来について、それからその初節句の場合のお祝い方法やお祝い膳についてご紹介ます。
◆端午の節句の意味を子供に聞かれたときどうやって答えたらいい?
「節句」と聞くと5月5日の端午の節句、3月3日の桃の節句が頭にまず浮かびますが、実はそれだけではなく季節の節目を踏まえて祝う式日のことを節句といいます。
1月7日には人日の節句や9月9日重陽の節句などもありますよね。
我が家では、ずっと、子供に聞かれた時は「元気で幸せに大きくなれますようにとみんなでお祝いする日」という風に答えていました。学校でも、そう答えて、先生に褒められたと喜んでいたことがありました。
ほかにも、
鎧や兜を飾るのは「お守りとして飾るんだ」という風に答えるのが子供も納得するかな~と思います。
鯉のぼりについては鯉の滝登りを例に出して「立派に成長するようにということをお願いするために飾る」と答えるのはどうでしょう。
そしてこの家に男の子がいるという目印として飾るんだよと最後に付け加えればベストです!
◆初節句の由来についていつからなの?
初節句とはママやパパにとって一番なじみがある端午の節句の中でも子供が生まれて最初に迎える節句のこと。
初節句は一生に一度のことで盛大にお祝いする家庭もたくさんあります。
ちなみに節句の日周辺に誕生した場合など、節句の日が生後1ヶ月以内に該当しているような時は基本的に翌年に行うのが一般的になっています。
数ヶ月に満たない場合は翌年を初節句とするケースが多いのです。
とはいえ絶対のルールというわけではないのでご家族で相談して決めるといいですよね。。
月齢がまだ小さく、初節句を行うタイミングではないと感じたら翌年に回しても問題ありません。
子供が生まれたばかりでバタバタしていることもあるので、翌年に回すのが赤ちゃんにも産後のママにもいいかなと思います。
◆義父母も招待!「初節句のお祝いの方法やお祝い膳について」なにをしたらいいの?
「初節句祝い善」と呼ばれる料理を食べ、義父母なども招待し、赤ちゃんの健やかな成長をお祝いすることになります。
料理は初節句では赤ちゃんの成長を祝うために特別な料理を食べることが一般的になっています。
女の子の初節句であればちらし寿司やはまぐりのお吸い物、男の子の初節句であればちまきや柏餅などを出すのが一般的です。
自宅仕出しが少し大変な場合はレストランなどを利用しても良いでしょう。
義父母を招いて、赤ちゃんの健やかな成長を願いながら、お祝いをするのがいいですよね。
最近は写真館やフォトスタジオで記念写真を撮るようなご家族もたくさんいらっしゃいます。
地方によって神社にお参りをして、神職に祝辞をあげてもらうこともよくあります。
◆まとめ
いかがですか?今回はお子様のいる方に端午の節句の説明の仕方や初節句の由来についてそれからその初節句の場合のお祝い方法やお祝い膳についてご紹介しました~。
桃の節句や端午の節句は毎年やってきますが、初節句は一度きりなので、初めて飾る雛人形や鎧兜を飾ったり、食事なども家で作ってもいいですが、仕出しを上手に利用したり、レストランに行ったり、家族でお祝いしたいですね。そして思い出の写真を家族で撮るなど、赤ちゃんと一緒に写真を収め記念に残したいものですね。
古き良きしたしきたりである初節句は伝統行事であるので、きちんとマナーを知りどのようにお祝いをするのか誰が送るのかなどあるかじめ家族でしっかり話し合っておくとスムーズに行えるはず。
その気持ちが赤ちゃんを健やかに成長し元気にすくすくと育ってもらえるようになることは間違いありません。
ちなみに初節句のお祝いにお返しなどは必要ないとされていますのであまり気にしなくても大丈夫です。