運動不足が健康や美容に良くないとはわかっていても、運動不足を解消するのはなかなか難しいですよね。
ダイエットしたいけど、運動が続かないという人もいるかもしれません。
そもそも運動不足になりがちな人の多くは、もともと運動が好きではなかったりしますから、筋トレやストレッチでも少し複雑な動きになってしまうと、やろうという気すら起こらなかったりしませんか?
私がそうです(^^;)
そこで今回は、仕事をしながら、テレビを見ながらでも、座ったまま簡単にできるストレッチを紹介しますね。
運動不足が続くとどうなる?
運動不足が招く怖い健康障害
- 肥満の原因になる(中年太り)
- 生活習慣病や精神疾患にかかるリスクが高くなる
- 腰痛や骨粗鬆症になりやすくなる
- 仕事の効率が落ちる
今はなんともなくても、中年以降になると、運動不足による障害や不調が一気に押し寄せてくるそう。
若い頃から痩せていた人でも、運動不足が続くと中年以降、太りやすくなる傾向にあります。
加齢とともに筋肉量が減り基礎代謝量が落ちることが原因です。
運動不足が続き、血行が悪くなると、酸素や栄養素をしっかりと届けることができなかったり、老廃物を排出できずに体内にため込んでしまうこととなり、美容や健康面、精神面で様々な悪影響がでてきます。
デスクワークや立ち仕事で同じ姿勢をとり続けると、筋肉が固まってしまい血のめぐりを悪くします。
肩が凝って頭痛に悩まされたり、ふくらはぎがむくんでだるくなったりしますよね。
これらを放っておくと、仕事の効率は下がるし、ストレスは溜まる一方ですから、意識して筋肉をほぐすことが大事になってくるのです。
小さな運動を習慣にすることが大事
運動というと、ジムに通ったり、有酸素運動・・・というイメージですが、仕事をしながら、テレビを見ながら、隙間時間で手軽に行える運動で十分効果が期待できるんですよ。
1日の消費エネルギーで大きな割合を占めるのは、日常生活でのちょっとした動きです。
1度にたくさんの消費カロリーを稼げるきついトレーニングや有酸素運動も、1度や2度頑張っただけでやめてしまっては、意味がありません。
日常生活で少し気を遣って動くようにするだけなら、消費カロリー自体は僅かでも、苦なく続けることができますよね。
続けること、習慣にすることが大事ですよ。
座ったままできる簡単な運動
ふくらはぎの運動
むくみ解消、「エコノミークラス症候群」の予防にもなります。
- 椅子に浅く座る
- 足を肩幅に開き、足の裏を床に付ける
- かかとを床に着けたまま、つま先をゆっくり上げ下げする動作を繰り返す
- 椅子に浅く座る
- 片方のひざの上に、反対の足のふくらはぎを乗せて圧迫する
- 上になっている足の、足首を曲げたり伸ばしたり、回したりする
- 足を入れ替えて繰り返す
太ももの運動
- 椅子に座って椅子の端をつかむ
- 右足を真上に浮かせ、そのままの状態でキープする
- 足を入れ替えて繰り返す
内ももの運動
股関節、骨盤にも効果があります。
- 椅子に浅く座る
- 空のペットボトルを、膝の内側へ挟む
- 潰すようにして内ももに力を入れる、緩めるを繰り返す
お腹の運動
シェイプアップにも効果があります。
- 椅子に浅く座る
- 座ったまま、両足を床から10cmくらいの高さで浮かせる
- その姿勢を保つ
椅子の周囲に少しスペースがある場合は、こちらの運動もオススメ。
- 椅子に浅く座り、椅子の端を手でつかむ
- 両膝をぴったりくっつけた状態で、両膝を曲げて、胸の方へ引き寄せる
- 腹筋を意識しながら、数秒維持し、元に戻すのを繰り返す
ウエストの運動
- 背筋を伸ばして浅く椅子に座る
- 両手を頭の後ろで組む
- 腹筋を引き締めながら、ウエストを意識して左右にねじる
ひねる角度は大きいと腰に負担がかかるので、45度くらいでOK。
背中の運動
- 椅子に浅く座る
- 肩があがらないように注意しながら、左右の肩甲骨をくっつける感じに寄せる(左右の肘を背中でくっつける感じ)
バスト、二の腕の運動
- 背筋を伸ばして座る
- 両手のひらを胸の前で合わせる
- その状態のまま押し合うようにして、力を入れたり、緩めたりする
まとめ
複雑な動きがなく、簡単でわかりやすい運動だけをピックアップしました。
椅子に座ったままでできるので、隙間時間に試してみてくださいね。
何回を何セットとか、何秒維持するというのは、敢えて書きませんでした。
私自身、そういう記述があると、頑なに守ろうとして辛くて挫折したり、やる気をなくしたりするからです。
自分のできる範囲で、無理なく、続けることが1番大事ですよ。