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女性を悩ます「肌の粉ふき」白っぽい粉の正体と粉ふきの改善策とは?

冬は、乾燥からくる肌トラブルに悩む女性が多いですよね。

女性ですと、特に気になるのが肌の粉ふきではないでしょうか。

白い粉ふき状態になってしまうと、ファンデーションもうまくのらず、出かけるのが嫌になってしまいますよね。

女性を悩ます「肌の粉ふき」の原因と、改善策についてまとめました。

【肌の粉ふき】白っぽい粉の正体って?

肌の粉ふきの、白っぽい粉の正体は、はがれた古い角質層です。

肌が健康な状態であれば、ターンオーバー(肌が生まれ変わるサイクル)によって古い角質層は自然とはがれ落ちるので、粉がふくことはありません。

様々な原因でターンオーバーが乱れると、古い角質がはがれ落ちずに肌の表面に残り、白っぽい粉のように見えてしまうのです。

粉ふきが酷い時は、パウダーファンデーションは×

肌の粉ふきが酷い状態の時に、パウダーファンデーションを使うと、どうしても粉っぽくなってしまいます。

保湿成分配合のベースメークや、リキッド系・クリーム系のファンデーションを使用し、パウダーで仕上げるのがオススメです。

化粧直しは、乳液のような油性のものを馴染ませてから、ファンデーション⇒パウダーで仕上げると、馴染みやすいですよ。


肌の粉ふきの原因と改善策

肌の粉ふきは、空気の乾燥や、間違ったスキンケアが原因であることがほとんどですが、無理なダイエットによる栄養不足や、ストレス、睡眠不足など生活習慣の乱れでも起こることがあります。

【肌の粉ふき対策1】乾燥に気をつける

冬は、外だけでなく、室内も暖房により乾燥した状態です。

乾燥で肌の水分が奪われると、肌のバリア機能が弱まり、肌荒れや粉ふきを起こします。

【肌のバリア機能とは?】
健康な肌は、肌表面の「角質層」が水分を蓄え、皮脂膜で乾燥や外部刺激から守ってくれています。
これが肌のバリア機能です。

乾燥を防ぐために、部屋を加湿したり、小まめに水分補給しましょう。

加湿や小まめな水分補給は、風邪やインフルエンザ予防にもなりますから一石二鳥ですね♪

【肌の粉ふき対策2】正しいスキンケア

間違ったスキンケアが、乾燥を招く原因となってしまっていることも多いもの。
スキンケアには気を遣っているし問題ないわ~という人も、もう一度正しいスキンケアの方法をおさらいしておきましょう。

◆洗顔◆

洗顔は、しっかりと泡立てた泡で、包むようにやさしく、ぬるま湯で洗うのが基本です。

毛穴の奥の汚れまでしっかり落ちるような気がするからと、ごしごしと肌をこすってしまいがちですが、汚れが落ちないどころか肌には大ダメージでしかありません。

熱いお湯は皮脂を落としすぎてしまうのでNG。肌を引き締めようと冷水を使うのも、弱った肌には負担になります。

拭く時にも注意が必要です。
タオルでそっと押さえる(タオルに顔を埋める)ようにして水分を取ります。

朝の洗顔ですが、肌の調子が悪いときは、洗顔料は使用せず、ぬるま湯で汚れを落とす程度で充分です。

◆保湿◆

洗顔後のタイミングで、しっかりと保湿しないと、肌はどんどん乾燥していきます。

肌の粉ふきを予防・改善するためにはなにより「保湿」が重要です。

肌の粉ふきがひどい時は、美白成分(ビタミンC誘導体・ハイドロキノンなど)は、肌の負担になるので、肌の粉ふきが改善するまでは、美白よりも保湿を優先するといいですよ。

保湿力のある「セラミド」成分配合のものや、水分保持作用を持つ「ヘパリン類似物質」「尿素」配合のもの、皮脂の役割をする「ワセリン」配合のものがオススメです。

◆紫外線対策◆

夏にはしっかり紫外線対策するけれど、冬はあまり気にしていないという女性もいるかもしれませんが、紫外線は1年中降り注いでいます

紫外線は、バリア機能を低下させるだけでなく、シミ、しわ、たるみなど肌の老化を早めますから、冬でもしっかりと紫外線対策を心がけましょう。

ただ、夏のレジャーで使用するようなカット率の高い日焼け止めは、逆に乾燥肌には負担になってしまいます。

利用シーンや肌の悩みに応じて、日焼け止めも使い分けるのがポイントです。

特に「SPF」は数字が大きくなるほど肌への負担は大きくなるので、乾燥しやすい冬は「SPF」が低いものを選ぶとよいですよ。

【肌の粉ふき対策3】皮膚科に相談するのも◎

肌の粉ふき対策を行っても、改善するどころか悪化してしまう場合もあります。

特にもともと皮膚が弱い人や、アレルギー疾患がある人は、皮膚科に相談することも考えましょう。
薬の副作用などが原因の場合もありますしね。

私の場合は、花粉でした。
真冬でも花粉症になることを知らず、乾燥からくる粉ふきだとばかり思っていました。どうりでなかなか改善しなかったわけです。

こういうケースもあるので、まず何が原因なのか診てもらうことも大事だなと感じました。


◆まとめ◆

肌の粉吹きを改善・予防するためには、肌を乾燥から守ること、正しいスキンケアが欠かせません。

なかなか改善しない場合は、体の中のケアも見直してみましょう。
血行不良やストレスで、肌のターンオーバーも乱れてしまうからです。

時には皮膚科を受診することも考えてくださいね。