「今日は何の日?」クリックしてみてみてね。

もう「バチッ」としない!簡単にできる静電気対策と、オススメの静電気除去グッズ。

私は、いわゆる「静電気体質」です。

ドアノブならまだしも、子どもと手をつなごうとしては「バチッ!」子どもの着替えを手伝おうとしても「バチッ!」となるので、私が触ろうとすると子どもが警戒する始末・・・切ない(T_T)

そんな静電気体質の私が、子どもに逃げられないよう(^^;)あれこれ試してきた中で、簡単にできる静電気対策と、静電気を除去できるオススメグッズを紹介しますね。

そもそも静電気はなぜ起こる?

静電気対策の前に、まずは静電気が起こる仕組みを、簡単に説明しますね。

世の中の物質、もちろん人間も「プラス」と「マイナス」の電気を持っています。

普段は、プラスとマイナスの電気の数が同じでバランスが保たれているのですが、物質同士の摩擦や接触、乾燥が原因で、物質の持っていた電気のバランスが崩れることがあります。

この電気バランスが崩れた状態のことを「静電気」といい、静電気を帯びていることを専門的に「帯電」といいます。

静電気を帯びている状態の物同士が接触すると、物質が電気のバランスを保とうとして一気に電気の移動(放電)が起こり「バチッ!」となるというわけです。

「バチッ!」の正体は、静電気によって起きた放電です。軽く感電しているので痛みを感じるんですね。

冬に静電気が多いのはなぜ?

実は、夏でも静電気は起きています。

ただ、夏は湿度が高く、空気中の水分を介して電気が動きやすい状態なので、気づかぬうちに自然放電して電気バランスが正常に戻り「帯電」することが少ないのです。

冬は、洋服を重ね着するため、衣類同士の摩擦による静電気が発生しやすい状態であるのに加え、空気が乾燥している(空気中の水分が少ない)ため、自然放電できずに、帯電しやすいんです。


【オススメ】簡単にできる静電気対策!

【静電気対策1】自然放電しやすい状態を作る

静電気の原因のひとつは「乾燥」ですから、室内を加湿しましょう。

湿度を50~60%に保つと、空気中で自然放電しやすい状態になり効果的です。

湿度に気を付けることは、静電気対策になるだけでなく、風邪やインフルエンザ予防にもなるのでオススメですよ~。

【静電気対策2】静電気が起きにくい洋服を選ぶ

衣類同士の摩擦によって起こる静電気を、最小限に減らすのも効果的です。

【静電気が起こりやすい素材】
化繊のポリエステル、ナイロン、ウールなど

特に、フリースに、ウールのコートなんて組み合わせは要注意です!

【静電気が溜まりにくい素材】
吸水性が高い天然素材。綿、シルク、麻など

ただ、これらの天然素材の衣類でも、古く毛羽立ってくると、静電気が起きやすくなります。

【洗濯する時のポイント!】

  • 柔軟剤を使う
  • 乾燥機のかけすぎに注意

柔軟剤に含まれる界面活性剤が、衣類をなめらかにふんわりと仕上げてくれるため、繊維同士の絡まりや摩擦を最小限に抑えてくれます。

乾燥機をかけすぎて、カラカラ状態の衣類では、摩擦が起こりやすいだけでなく、空気中への自然放電もしにくくなります。

【静電気対策3】ゆっくり放電させる

やっかいな静電気の「バチッ!」を防ぐには、帯電している電気をゆっくりと放電させてあげるのがコツです。

  • ものに触れる前に、壁や床などに触れる
  • 金属の物を持って金属に触れる
  • 手のひらや手の甲で触れるようにする
  • 静電気対策グッズを使用する

指先は、感覚が鋭く痛みを感じやすいので、痛みを感じにくい手のひらや手の甲を使うだけでも、全然違いますよ。


静電気を除去(防止)できる便利グッズ

静電気防止スプレー(静電気除去スプレー)

髪の毛用・衣類用などさまざまな種類があります。

静電気を防止(除去)するだけでなく、ホコリや花粉の吸着も防いでくれるので、1本あるととても便利です。

静電気除去キーホルダー

家や車の鍵などに付けておくと便利です。

ドアに触れる前に、まず手でキーホルダーを持って、そのキーホルダーをドアノブにタッチさせることで、静電気を除去(放電)する仕組みです。

静電気除去ブレスレット・ヘアゴム

最近は可愛いデザインのものも多いし、私も毎年ついつい新しいのを購入しちゃいます(^_-)

空気中への自然放電を促す効果があるようですが、 静電気除去効果はイマイチ。

でも可愛いし、ブレスレットは好きなので、静電気除去はおまけ程度に考えて使っています(^o^)

静電防止靴

海外では「アーシングシューズ」と呼ばれているものです。

靴のインソール部分に導電糸が使用されているので、履いているだけで静電気を地面に逃がす効果があります。

もともとは、静電気で機械の故障や誤作動を起こしては困る職業(パソコン製造・医療従事者など)の人のために作られた靴ですが、静電気に悩む人の間で注目されているんですよ。

◆まとめ◆

毎年冬になると、この厄介な静電気に悩まされてきましたが、静電気の仕組みさえ理解すれば、除去するのは意外に簡単でした♪

たまに気が抜けてる時に、不意打ちの「バチッ!」をくらうこともありますが・・・(^_^;

簡単にできる静電気対策、ぜひ試してみてくださいね♪