今や多くの人が利用していて、生活に欠かせないものになっているSNS。
情報の発信・共有・拡散ができ、共通の趣味の人と繋がることができるSNSですが、ネットストーカー被害や、自分の発言が元で誹謗中傷を受けたりするといったトラブルも増えています。
これから利用してみたいなと思っている人もいるかと思いますので、SNSの主なサービスの特徴や、メリット・デメリットについてまとめました。
そもそもSNSとは?
SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略で、ソーシャル(=社会的な)+ネットワーキング(=繋がり)+サービス、人と人とのつながりを支援・提供するインターネット上のサービスということになります。
個人の利用はもちろん、集客が見込めることからビジネス面での利用も活発です。
利用者が多く、代表的なSNSというと「Facebook」「Twitter」「LINE」「Instagram」でしょうか。
これらの特徴、メリット、デメリットをまとめましたので、自分に合ったSNSはどれなのか、ぜひ参考にしてくださいね。
Facebookのメリット・デメリット
実名登録なので、30代~40代の社会人を中心に利用されています。
身の回りの人と繋がることが多く、リアルに近い交流ができるといった特徴があります。
【メリット】
- 本名(実名)・生年月日・居住地・出身校を入力することで、知り合いを検索できる機能がある
- 疎遠になっていた昔の友人と連絡を取ることができる
- 情報の発信源があきらかなので、発言の信用度が高い
- 共通の趣味を持った仲間で集まれるグループ機能やイベント機能がある
【デメリット】
- 個人情報を登録しなければならない
- 情報が広がる速度は遅め
- 検索機能で繋がりたくない知り合いに見つかる可能性もあり、友達申請が来ると少し面倒
- ネットストーキングされる可能性もある
Twitterのメリット・デメリット
140字以内の短い文(つぶやき)を書き込むことで交流が生まれるSNS。
個人だけでなく、芸能人や政府関係者まで様々なアカウントが存在しており、
リアルタイムに情報を収集する手段として優秀。
災害時の情報共有がしやすいことでも注目されましたね。
【メリット】
- 気軽につぶやける(情報発信ができる)
- リアルタイムの情報を収集できる(ニュースよりも早く情報が手に入る)
- 他人のつぶやきをリツイート(転載)できる機能があり、情報が早く拡散しやすい
- ワード検索すれば関連ツイートをまとめて見ることができる
【デメリット】
- つぶやける文字数が制限されているので要点をまとめる必要がある
- リツイート機能により思わぬところまで拡散するので、自分の意見に批判的な人から攻撃を受けるなど炎上しやすい
- 更新頻度が高く、情報量も多いため、欲しい情報にたどり着けない(流れてしまう)こともある
- 匿名性が高いため、発言の信用度は低くデマも多い
- ビジネスの勧誘が多い。甘い誘いには要注意!
LINEのメリット・デメリット
無料電話もできることから、若い人だけでなく年配の方まで幅広いユーザーが利用しているSNS。
スタンプを使ったトーク(メッセージのやりとり)が特徴です。
【メリット】
- 無料電話・テレビ電話の機能もある
- スタンプで感情を簡単に表現できる
- 多くの人と同時にメッセージのやり取りができるグループトーク機能が便利
- 画像や動画も簡単に送信、共有できる
- 既読表示が出るため、相手がメッセージを読んだかどうか確認することができる
【デメリット】
- 既読表示が出るため、既読無視ととられないよう配慮が必要
- 通話の音質はあまりよくない
- 設定によっては、電話帳に登録してある人に自分のラインが自動的に登録されてしまう
- 特に子どもは、ラインでのトラブルが起きやすい(グループ内で会話についていけない、自分の発言が無視されるなど)
Instagramのメリット・デメリット
通称インスタ。
写真、動画がメインのSNSで、芸能人や、流行に敏感な若い世代(10~30代)の女性利用者が多いのが特徴。
インスタ映えという流行語も生み出されました。
【メリット】
- 文章が苦手な人でも気軽に投稿できる
- おしゃれな写真が多く見ているだけで楽しい
- ハッシュタグから自分が求めているものや、趣味の合う人を探しやすい
【デメリット】
- 悪質なビジネスの勧誘が多い。甘い誘いには要注意!
- Facebook、Twitterの「シェア」「リツイート」のような拡散機能はないのでフォロワーを集めるのは大変
- 画像を盗作される可能性がある
まとめ
SNSは、私ももちろん複数利用していますが、とても便利であることにはかわりないです。
ただ中には、リツイートやいいね!の数に振り回されて一喜一憂したり・・・投稿するネタ探しに疲れたりと、楽しむために始めたのになんだか疲れてしまった(SNS疲れ)という人もいるようです。
依存しすぎないよう気を付けて上手に活用していきましょう。