七不思議とは、、ある地域や場所において起こる科学的に証明できない、不可解な現象を7つ集めたもので、学校の七不思議など怪談話の定番ですよね。
怪談話と聞いただけで鳥肌が立ち、冷や汗が吹き出す私が、怪奇現象の七不思議を紹介できるわけもなく、今回は平和な七不思議、外国人から見る日本の不思議を七つお伝えしようかと思います。
【日本の不思議:1】お辞儀
海外では、日本のように挨拶のたびに頻繁にお辞儀をする習慣はありません。
相手がいないのに、電話をしながらお辞儀をしている人もよく見かけますよね。
体の中で最も弱い頭を相手に差し出すことで、相手に敵意がないこと、信頼を表す行為として始まったのが日本のお辞儀文化の起源だとされています。
海外では、挨拶の時にはお辞儀ではなく、がっしりとした握手で、相手の目を見るのが基本です。
これは、手に武器を隠し持っていないことを示し、相手の目を見ることでお互いに敵意はないことを確認する意味があるということです。目をそらす人は信頼できないと思われます。
横断歩道で車が止まってくれた時に、軽く会釈して小走りで渡る行動も、日本だと当たり前のように見られる光景ですが、海外で驚かれるマナーのひとつです。
【日本の不思議:2】マスク
日本では、喉の保湿のためや、花粉症、病気の感染予防としてつけることも多いマスクですが、外国でマスクをする時は要注意!
海外でマスクというと、清掃用や医療用、もしくは瀕死の重病人や感染症を患っている人がつけるもの。
健康な人が日常生活において予防のためにマスクをすることはないので、公共の場でマスクをしていると、重病人?覆面?強盗?とかなり怪しまれることになります。
海外では、マスクもうがいも医学的に効果がないという見方が一般的で、そもそも、風邪などは治してから出社するのがマナー。
インフルエンザでも休みづらい日本とは対照的ですね。
【日本の不思議:3】歯並び
日本では、八重歯が可愛いなどといいますが、欧米では八重歯は「吸血鬼の歯」とよばれ嫌がられます。
外国人は、歯に対する意識が高く、歯並びが悪い人は清潔感がない、自分のメンテナンスができない人と思われ、ビジネスでも恋愛でもマイナスになるのだそう。
そのため、小さいうちから費用を掛けてきちんと歯列矯正をする人がほとんどです。
日本というと清潔なイメージがあるのに、なぜ歯は清潔にしないのかと海外の人は不思議に思うそうです。
【日本の不思議:4】日本独自の食べ方
そば、うどん、ラーメンなど、すすって音を立てて食べる日本独特の食習慣がありますが、外国では音を立てて食べるのはマナー違反。
すすって音を立てて食べるのは、麺の香りを堪能できる正しい食べ方ではあるのですが、外国人だけでなく、日本人でも嫌悪感を持つ人も多く、「ヌードル・ハラスメント」なんて言葉も誕生しましたよね。
【日本の不思議:5】小雨でも傘をさす
なんと外国人男性の中には、人生で一回も傘を使ったことがないという人もいるのだとか。
【傘をささない理由】
- 濡れるのを気にして傘をさすなんて男らしくない
- 濡れても乾かせば大丈夫
- 傘を持ち歩くのは面倒
- 車社会で外を歩く時間が短い
では雨が降っている時はどうするのかというと、フードをかぶるんですって。
日本だと、雨が心配だから折りたたみ傘を持っていこうとなりますが、傘をささない派の外国人男性だと、フード付きのジャケット、雨用のビニール製のパーカー ウォータープルーフのアウトドア用ジャケットなどを着ていこう・・・となるのだとか。
【日本の不思議:6】電車
外国人が不思議だと思う日本のエピソードに多くあがるのが「電車」。
例えば・・・
- 電車が数分遅れるだけで大騒ぎ
- 運行時間の正確さ
- 電車で居眠り
- 電車を待つ時は、列に並ぶ
電車で居眠りしている人なんて、私たちからしたら何も珍しい光景ではありませんが、海外の人は「居眠りして荷物を盗まれたらどうするんだ」と不思議に思うそうです。
【日本の不思議:7】クリスマスの過ごし方
日本でクリスマスというと、恋人や友達と過ごすのが一般的。
海外のクリスマスは、家族や親戚が集まり、ホームパーティをしたり一家団欒を楽しみながら過ごすもの。
日本だと、クリスマスの街は賑やかでお店もかきいれ時ですが、海外ではお店も閉店している場合が多く、街は比較的静かだそうです。
まとめ
外国人から見た日本の七不思議を紹介しました。
お辞儀は、以前サッカーの長友選手が、セリエAで行った「お辞儀パフォーマンス」が海外で話題になりましたよね。
そのほか、ピースサインで写真にうつる日本人も不思議がられていると聞きました。
習慣の違いって、面白いですね。