昭和の遊びといっても、昭和の前半は戦争の時代ですし、後半は「ファミコン」が誕生しています。
64年続いたわけですから・・・。
というわけで、今回は昭和40年代生まれの私が、子どもの頃に楽しかった記憶に残る「昭和」の遊びを振り返りつつ紹介しようと思います。
今回は「女の子編」です。
記憶に残る女の子の「昭和」の遊び
ゴム段・ゴム跳び
ゴムひも(パンツやパジャマに使っている平たいゴム)を結んで輪っかにして二人の体に渡し、ピーンと張った状態にして、ゴムの間に足を入れたり、引っかけたり、ジャンプして踏んだりする遊び。
「型」というか演技内容が決まっていて、失敗せず最後まで飛べる(演技できる)と、ゴムの位置を高くして難易度を上げていきます。
ゴムの高さは、私がやっていたのは、足首→ひざ→腰と3段階でしたが、地域によっては脇の下→首まであったみたいです。
みんな「マイゴム」を持っていて、低木や遊具などにゴムをかけて、自主練なんかもしていましたね(笑
交換遊び
雨の日の放課後遊びの定番。
折り紙(千代紙)交換、シール交換、びんせん交換、メモ帳交換などなど。
特に、香り付きは人気でした。
集めるのが目的で、決して使うことはないのです!
ローラースケート・ローラースルーGOGO
ローラースケートとローラースルーGOGO、両方持っている子はほとんどいなくて、持ち寄って貸し借りして遊んでいましたね。
私が持っていたのは「ローラースケート」。
今みたいなカラフルで可愛いのではなくて、
アジャスターでサイズ調節ができるアルミ製の 「THE昭和」って感じのレトロなやつ。
後ろ向きに滑るのに憧れて練習したけど、挫折・・・。
ローラースルーGOGOは、足こぎ式の3輪スケーター。
キックボードに似ているけど、後方にキックアーム(ペダル)がついていて踏むと前に進みます。
缶蹴り
かくれんぼの変形版。
鬼は、缶を蹴られないように注意しながら、隠れている全員を見つけ出す遊び。「○○ちゃん見っけ」といって缶の上を踏むと見つかった人は捕虜になります。
いくら捕虜を増やしても、まだ見つかっていない子が缶を蹴ると捕虜は解放され振り出しに戻るので、一度鬼になってしまうとずーっと鬼という「忍耐」を学ぶ過酷な遊び。
鬼の子が泣いちゃうことも多かったな。
草花遊び
シロツメクサで、花かんむり・ブレスレット作り。
ナズナ(ペンペン草)の、ハート形の実の部分をちぎれない程度に下に引っ張ってクルクル回して音遊び。
オシロイバナの、根元を引っ張ってひも(めしべ)を引き出し、パラシュートを作って飛ばす。
草(オオバコ)を採って、友達とUの字に絡めて引っ張り合って草相撲。
じゅずだまを採ってきて、針と糸でつないで首飾り作り。
オナモミを投げまくり服にくっ付けて遊ぶ。セーターを着ている子は標的にされる。髪の毛に付くと大変なことに・・・
ホッピング
ハンドルを掴んで、足場に両足を乗せて、バランスを取りながら、ピョンピョン跳ねる。
コツさえ掴めば、いつまでも跳ねていられるので、「そんなに跳ねてるとお馬鹿になるからやめなさい」とか親に言われつつ、なんか知らないけど無駄に跳ねまくっていた少女時代。
手遊び
学校で授業と授業の間の休み時間に流行ってたのが、二人組で向かい合って遊ぶ手遊び歌。
「せっせっせ~の、よいよいよい♪夏も近づく八十八夜~♪」とか
「アルプス一万尺。小槍の上で~♪」などなど。
今思うと歌詞の意味はまったくわからず歌ってました。
「小槍の上で」を「子ヤギの上で」と間違えてた人も多いハズ!
なぜか、どんどんスピードアップして、どんどんヒートアップするのですよ。
鬼ごっこ・陣地取り
校庭での遊びといえば、やはりこれ。
鬼ごっこが変形した「高鬼」「手つなぎ鬼」「色鬼」「どろけい」よくやりました。
地面に靴の先などで線を書いて遊ぶものも多かったですよね。
「ひまわり」「Sケン」「うずまきじゃんけん」「ひょうたんオニ」「靴とり」「十字鬼」など。
陣地取り遊びをするための、校庭の陣地取りも白熱していました。
こえだちゃんと木のおうち
私が持ってたのは、木のてっぺんを押すと、開いて部屋が出現する「初代」のもの。
「こえだちゃんと木のおうち」をバッグのように手に持って、よく友達の家に遊びに行ってました。
それで、友達が持ってる「りんごのレストラン」や、「リカちゃんハウス」なんかと並べて遊びました。
現在は、7代目まで発売されているんですよね~。歴史を感じます。
まとめ
子どもの頃の遊び、懐かしいですよね。
昭和の時代は、クラスで集まって遊ぶ放課後の「集団遊び」なるものもありましたよね。
今は、ハイテクで魅力的なオモチャが多く、今の子どもたちを羨ましく思うこともありますが、振り返ってみると昭和は昭和で外で思いっきり遊べる良い時代だったなと感じたのでした。