「婚活」とは、「結婚活動」の略。
より良い相手に巡り会うため、結婚だって、就職と同じように自ら積極的に行動を起こす必要があるということから、「就活」をもじって生まれた言葉です。
進化し続ける婚活事情
婚活というと、まず婚活パーティへの参加や、結婚相談所への登録を思い浮かべると思いますが、今はこんな婚活もあるんですよ。
街コン
街コンとは、地域活性化を目的に、街ぐるみで行われているイベントで、2004年に宇都宮で行われた「宮コン」が発祥といわれています。
当初は、街の利益や宣伝効果を上げることを目的に、街の飲食店を会場とした合コンパーティが行われていましたが、最近は、イベント会社が運営しているイベント型・体験型の街コンが多く、中には数百名が一同に集まる一大イベントも存在します。
通常の婚活パーティーよりも、気楽に出会いを楽しめます。
【イベント型・体験型の街コンとは?】
- 趣味コン
- 遊園地コン
- バーベキューコンなど
同じ趣味を持つ人が集まる「趣味コン」は、会話も弾みやすく仲良くなりやすいです。
趣味仲間に出会える場としても人気です。
ソーシャル婚活
主流になりつつあるのが、SNSなどを介しての「ソーシャル婚活」です。
時間や場所を選ばず、気軽に登録して婚活できる便利さと、充実したSNSコンテンツで気が合う人と出会いやすいということで人気です。
【代表的なソーシャル婚活サイト】
- ブライダルネット
- Pairs(ペアーズ)
- Omiai(オミアイ)
気軽に登録できること、結婚相談所よりも費用がかからない点が魅力ではありますが、万が一トラブルが起きても自分で解決しなければならないというデメリットもあります。
ボラ婚
ボランティア活動が好きなら「ボラ婚」はいかがでしょう?
「ボラ婚」は、ボランティア活動を通じて出会いをみつける婚活です。
ボランティアをする男性は、通称「ボラ男」とよばれていて、行動力があり頼もしいと人気が高いんだそうです。
婚活パーティや、合コンだと緊張しすぎてしまう人にもいいかもしれませんね。
ボランティア活動だとひとつひとつの行動にも性格が現われやすいので、相手の人間性をより見極めることができそうです。
代理婚活
本人に結婚願望はなくても「孫の顔が見たい」「結婚してこそ一人前」と考える親が子どもにかわって結婚相手を探すのが「代理婚活」です。
親同士が会場でお見合いし、意気投合したら、お相手の写真と身上書を交換し持ち帰ります。
双方の子どもが合意すればお見合いをするというシステムです。
一見「過保護すぎる」と思ってしまいますが、昔は適齢期になれば、親戚や近所のお節介おばさんがお見合い話を持ってくることは珍しくもなかったわけで、緊張して異性と話すことができず自分で婚活が難しいという人には、こういう出会いもありではないでしょうか。
婚活のポイント
身だしなみは清潔感重視
結婚するなら「性格が良い人」「価値観が合う人」とみな言うものの、悲しいことに第一印象が悪いと、その「内面」を知って貰う機会すら与えられないのが婚活です。
容姿が優れていなければだめというわけではなく、重要なのは雰囲気です。
おしゃれすぎず、清潔感重視!自然に見えるナチュラルメークと笑顔です。
身だしなみは大事だと気合いが入ってしまうのはわかりますが、盛りすぎはNG!
また、アクセサリーやブランド品も控えめにした方が好印象です。
なぜなら男性は「結婚」を考えた時に、お金がかかりそうな女性を避ける傾向があるからです。
積極的に動くことが大切
婚活パーティや街コンでは、期待して待っているだけでは何も起きずに終わってしまう可能性大です。
できるだけ多くの人と接し、気になった人には積極的に声をかけましょう。
学校や職場のように、アプローチに失敗したからといって居心地が悪くなることはありません。
イベントが終了すれば会うこともないのだとポジティブに考えて、行動するのがよいですよ。
まとめ
自分のタイプに合った婚活に参加するのがポイントです。
ただ、婚活パーティや街コンに来る人は結婚したい人ばかりではありません。
イベントを楽しみたいだけの人、結婚願望はないが恋愛相手が欲しい人、サークルなどの活動メンバーを集めるため、自分の店の宣伝のため・・・など、婚活以外の目的で参加する人もいるので、気を付けてくださいね。