日本人は黒髪なので、数本生えただけでも白髪の目立つこと目立つこと。
たかが数本なのに、見た目年齢にかなりの差が出てしまうことに衝撃を受ける人も多いと思います。
白髪の対策方法と、白髪にまつわる噂の真相を紹介します。
白髪対策
白髪染め
手っ取り早くきれいに白髪を隠したいなら「白髪染め」です。
カラー剤の成分は、美容院のものでも市販のものでもそう変わりはありませんが、特に肌が弱い人は美容院で相談したうえで、染めてもらう方が安心です。
【美容院での白髪染め】
プロの手で白髪がキレイに染まります。その分費用が高いのがネックです。
予約していても待たされることがあったり、ブローまで丁寧にしてくれるので時間もかかります。
【市販の白髪染め】
美容院より安くすみ、好きな時に染められるのがメリット。
ただ、慣れるまではムラになってしまったり、あちこちカラー剤が付いて汚してしまったりと、手間がかかります。
白髪用用シャンプー・トリートメント
白髪ケア用のシャンプーやトリートメントは、髪へのダメージが少ないことと手軽さが人気です。
白髪染めのように髪の内部まで浸透せず、髪の表面だけを着色していきます。
デメリットは、使用してすぐは効果を実感できないこと。
継続して使用することで少しずつ目立たなくなっていきますが、あくまで白髪を目立たせなくするためのものなので、完全に染めることはできません。
白髪を隠すアイテム
髪の根元の白髪を一瞬でカバーしてくれるアイテムです。
- ファンデーションタイプ・・・広範囲の白髪をカバーでき、地肌にもカラー成分が付着するので、薄毛で悩んでいる人におすすめ
- スティックタイプ・マスカラタイプ・・・白髪が少ない人や、伸びてきた生え際の一部を隠したい人におすすめ
- スプレータイプ・・・広範囲の白髪をカバーできますが、慣れるまではスプレーする時に、首や洋服など周囲を汚してしまう可能性があるので注意

白髪の改善・予防方法
実は髪の毛って、もともとは白いんです。
髪の毛が頭皮内で成長する時に、メラニン色素によって黒く色づけされ、黒い髪の毛が生えてくるんです。
白髪が生えてくるのは、メラニン色素による色づけが正常に働いていないことをあらわしていて、遺伝や加齢のほか、栄養不足や血行不良が原因です。
白髪を予防・改善するには、メラニンの働きを活発にすることが大切というわけですね。
栄養不足を改善
特に意識して摂取したいのは「黒い食品」
その中でも「黒ごま」は、白髪の原因であるメラニン色素の欠乏を防ぎ、白髪の予防・改善に効果が期待できるといわれています。
ミネラルが豊富で白髪の発生を抑えてくれるといわれているのが、ナッツ類(アーモンド、カシューナッツ、カボチャの種、クルミ、ピスタチオ、ひまわりの種、松の実など)です。
ただ油脂分が多いため、摂りすぎには注意!毎日少しずつが基本です。
血行不良を改善
いくら髪の毛に良い食品を摂取しても、栄養を運ぶ血液の流れが悪かったら意味がありません。
血行不良は、頭皮マッサージで改善しましょう。
血行が良くなることで、髪に艶が出たり、顔のむくみも取れるなど嬉しい効果も期待できますよ♪

白髪を抜くと増えるって本当?
これは、ムダ毛をカミソリで剃ると太くなる(実際は太くなっているのではなく太く見えるだけ)というのと同じですね。
白髪を抜いても毛の生える毛穴が増えるわけではないので増えることはありません。
ちょうど白髪が増え始める時期だったり、白髪を以前より気にするようになること、抜いた白髪が再び生えてくるとピン!と立って目立つことで、増えたと感じるのだと思います。
美容師さんに、白髪は抜かずに眉用ハサミとかで根元でカットしてくださいね~♪って言われたことありませんか?私はあります!
ムダ毛処理と同様、抜くと皮膚や毛穴にトラブルが起きるとか、毛母細胞が繰り返しダメージを受けるといずれ毛自体が生えてこなくなる・・・という理屈はわかるのですが、人の頭ならともかく、自分の頭の白髪を根元でカットって、それ、難しくないですか?
見えにくい自分の頭皮近くに尖った眉用ハサミって怖いんですが・・・ベビー用爪切りハサミならまだしも・・・(^^;)
まとめ
実は、私はアレルギー体質でカラーリングができません。両親からの遺伝のおかげか白髪はまだ少ないので、抜いてしまっていますが、今後増えていくことを考えると、怖ろしい・・・
血行や栄養には気を遣っていますが、近い将来「白髪を根元で切る 〇本△円」みたいなメニューができたらイイのに・・・と本気で思っています。