仕事が暇すぎて辛い・・・と悩む人が増えているそうです。
忙しすぎて昼食を摂ることもできず、トイレにも行けず・・・が当たり前の職場もありますから、仕事が暇なのにお給料を貰えるなんて羨ましい、贅沢な悩みだと思う人もいるかと思います。
しかし、現実には暇すぎる仕事が苦痛で会社を辞めてしまう人も多いのです。
決してひとごとではない!
業種によって繁忙期・閑散期がありますから、もちろん仕事が暇な時はありますよね。
閑散期は早く帰れるし、嬉しいという人も多いと思います。
しかし、暇な時があるのと、暇な時しかしないのでは全く違ってきます。
仕事が忙しすぎるのはもちろん辛いですが、暇すぎるというのも、実はものすごく精神的に辛く、苦痛やストレスを感じるとのこと。
今は、充実した仕事をしているから・・・と安心はできません。
異動によって、突然暇になってしまう人も多いんですよ。
仕事が暇すぎると辛い理由
時間が経つのが遅い
忙しいと、体力的にはしんどくても時間があっという間に過ぎますよね。
しかし、やることがなく暇で、時計の針ばかり見ている状態では、会社にいる時間がとてつもなく長く感じます。
また、もともと動いているのが好きな人が、半日以上デスクに座ってじっとしていなくてはならない状況に置かれてしまった場合に受けるストレスは、相当なものだと思います。
居心地が悪い
全員が暇でしょうがない会社は存在しません。つぶれてしまいますから。
他の人は忙しく働いているのに、自分だけが明らかに暇という場合、周囲の目も気になりますし、居心地が悪く辛いですよね。
- 自分は会社にとって必要とされていないのではないか・・・
- 上司や同僚から信頼されていないのではないか・・・
- 自分から辞めると言い出すのを会社は待っているのではないか・・・
マイナス思考の負のスパイラルにはまって苦しんでしまう人もいます。
忙しいフリをする、仕事をしているフリをしながら、自分は何のためにここにいるのか悩み、会社にいるのが辛くなってしまう人もいます。
仕事にやりがいを感じられない
仕事が暇すぎる・・・などと口に出せば、暇で楽してお金を貰えるんだから文句言うな!と言われそうですが、お給料さえ貰えれば、あとはどうでもいいなんて思って働いている人は少ないと思います。
確かに、お金を稼ぐために仕事をしますが、やりがい(達成感、満足感、モチベーション)も大事ですよね。
他人から評価されること、感謝されることに喜びを感じる人、コツコツとルーチンワークをこなすのが楽しい人、チームで協力してひとつの物を作り上げることに達成感を感じる人、仕事のやりがいといっても人それぞれ。
お給料が全てという人であれば、仕事が暇すぎて辛いなんてことは感じないですよね?
仕事が暇すぎて辛いのは、やりがいを感じられないからです。
将来に不安を感じる
仕事が暇だということは、人よりも経験が少なくなってしまうということ。成長できないということ。
自分だけが成長できずに、同期から差を付けられてしまうかもしれません。後輩に抜かされてしまうかもしれません。
いざ、転職しようと思った時に、経験が少ないばっかりに、アピールできるスキルもないということになりかねません。
仕事が暇すぎて辛い時にするべきこと
暇だからといっても、明らかに仕事と関係ないことをするわけにもいきません。
毎日、なんとなくパソコンとにらめっこして、仕事をしている風をよそおい、ただひたすらに時間が過ぎるのを待つだけという毎日を過ごすのは、時間の無駄だと感じている人も多いのではないでしょうか。
【まず上司・先輩に相談】
仕事がないなら、自分で作れ!などと言いますが、まず上司や先輩などに相談しなければ根本的な解決にはなりません。
もしかすると、仕事を割り振ったつもりになっていたり、仕事をしているフリをしていたために忙しそうだから別の人にお願いしよう・・・と勘違いされていたかもしれません。
「何か手伝えることありますか?」と聞いても「ない」と言われる、誰かを手伝おうと声をかけても迷惑がられる、そんなことが続く場合は、転職を考えてもいいかもしれません。
まとめ
仕事が暇すぎて辛いという場合は、無理に今の会社で働くことにこだわる必要はありません。
暇すぎる時間を活かして、資格の勉強を始めてみるのもいいかもしれませんね。