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冬のカサカサ肌の意外な原因と対策方法。

冬の肌の悩みといえば、乾燥ですよね~(T_T)
若い頃はどちらかといえば、オイリー肌で悩んでいた私も、年齢を重ねるごとに保湿の重要性を実感しています。

肌がカサカサすると、かゆみも出たりして本当に困りますよね。

エアコンの風が直接当たらないようにしたり、加湿器などを使用して湿度を50~60%程度に保つといった乾燥対策は、もう既に行っている人も多いと思います。

入浴やスキンケアはどうでしょうか?
もしかすると、知らないうちにカサカサ肌の原因になっている行動をしているかもしれません。

【カサカサ肌の原因1】間違った入浴法

熱いシャワー・熱いお湯はNG!

冬は寒いので、シャワーやお湯の温度設定を高くしがち。

熱いシャワーを浴び続けたり、42度以上の熱いお湯に長時間浸かると、皮膚の潤いを守ってくれている「皮脂」がなくなってしまいます。

入浴温度は40℃以下に設定し、入浴時間は10分程度が目安です。 

子どもや肌の弱い人では、もう少し短めでもOK。

肌の保湿やリラックスに効果のある入浴剤は、セラミド入りのものを選ぶのがオススメです。

熱いお湯は「かゆみ」を引き起こす

熱いお風呂で急激に身体が温まると、かゆみを引き起こす物質「ヒスタミン」が発生し、入浴後や夜寝る時に、かゆみを引き起こします。

かゆくて掻いてしまうと、皮膚が傷つき、皮膚バリア機能が低下してカサカサ肌が悪化してしまうだけでなく、かゆみを引き起こすヒスタミンの分泌も促してしまい、さらにかゆみが増す・・・という悪循環に陥ってしまいます。

こんな洗い方はNG!

固いスポンジやナイロンタオルでのゴシゴシ洗いは、肌へのダメージが大きく、乾燥を悪化させるのでNGです。

石けんやボディソープは必ず泡立てて、手のひらで洗うようにします。
ゴシゴシ洗わなくても、充分汚れは落ちますから心配しないでくださいね。

 毎日石鹸で洗うことで悪化することも・・・

毎日、石けんやボディソープを使って、全身を丁寧に洗っていませんか?

体には、皮脂の分泌が多い部位と少ない部位がありますよね。

  • 皮脂の分泌が多い部位・・・頭皮、脇、股間、胸の上の方、背中の上の方
  • 皮脂の分泌が少ない部位・・・ウエスト回り、膝、膝下、ひじ、腕、かかと

皮脂の分泌が多い部位は、もちろん毎日洗う必要がありますが、皮脂の分泌が少ない部位は、毎日石けんやボディソープを使うと肌を乾燥させてしまうとのこと。

冬場は、皮脂の分泌が少なく乾燥しやすい部位は、お湯で流すだけでも十分といわれてますから、石けんやボディソープを使って洗うのは2~3日に1回くらいにしてもいいかもしれませんね。

また、既に乾燥してしまっていて肌が荒れてしまっているとか、かゆみが強い部位も、石けんやボディソープは使用せず、お湯だけで洗い流すようにしましょう。

これだけでも、カサカサ肌が改善することもあるので、試してみてくださいね。

使用する石けんやボディソープは、皮脂まで洗い流してしまうことのない「弱酸性」のものがオススメです。

顔も同様に・・・

毛穴の奥の汚れをなんとか掻き出そうとしてゴシゴシ洗うのは逆効果。

朝の洗顔も「肌の調子が悪いな」「カサカサしているな」と感じた時は、洗顔料は使用せず、ぬるま湯で汚れを落とす程度で充分ですよ。

最後まで気を抜かないで!

拭く時にも注意が必要。
せっかく、手のひらで優しく洗って、お湯の温度や入浴時間に気をつけても、タオルでゴシゴシとこすって拭いてしまったら、肌が傷ついてしまって台無しです。

タオルでそっと押さえるようにして水分を取ってくださいね。

【カサカサ肌の原因2】間違った保湿ケア

入浴後に何も塗らずに放置する・・・なんて人はいないと思いますが、入浴後のタイミングで、しっかりと保湿しないと、肌はどんどん乾燥していく一方です。

入浴後5分をピークにどんどん水分が減少し、15分後には入浴する前よりも乾燥した状態になってしまいますから、すぐに保湿が大切!

保湿剤には、保湿力のあるセラミド入りのものを選び、肌のバリア機能をしっかりと保ちましょう。

水分保持作用を持つ「尿素」配合のもの、皮脂の役割をする「ワセリン」配合の保湿剤もオススメです。

水分だけでなく油分も同時に補うことが重要ですよ。

まとめ

乾燥対策同様、栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠も重要です。

肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促進させる「たんぱく質」「亜鉛」「ミネラル」「ビタミン類」などを積極的に摂り、炭水化物や甘いお菓子は肌の糖化を招くので控えめにするのが◎

カサカサ肌になると、新陳代謝が低下、ターンオーバーが上手くいかずに古い角質が残って粉ふき肌になったり、毛穴が角質でふさがれ皮脂が詰まりニキビができやすくなったりするので、早め早めに対処していきましょう。