自然な老化現象である「シワ」。
シワができない人などいませんし、年を重ねれば増え続けてしまうもので、できてしまったシワを完全になくすことは外科手術以外にはありません。
ただ、しっかりとしたケアを行えばシワが深くなることを遅らせることもできますし、できてしまったシワを目立たなくすることも可能です。
シワになる6つの原因
シワには、顔の筋肉運動の繰り返しや、表情筋の筋力が落ちることによってできる表情ジワと、環境や生活習慣が原因でできる外因性のシワがあります。
シワになる原因を知り、ケアしていきましょう。
シワの原因1【肌の乾燥】
肌が乾燥し柔軟性がなくなってしまうと、目元の細かい小ジワ(ちりめんジワ)ができやすくなります。
ちりめんジワは、若くても比較的できやすいシワなので要注意です。
シワの原因2【女性ホルモンの減少】
卵巣から分泌される女性ホルモン「エストロゲン」は、肌の弾力性を保つ「コラーゲン」や、コラーゲンを支える「エラスチン」の生成に深く関わっています。
更年期(閉経前後10年間)に、女性ホルモンが減少することによって、シワができやすくなります。
シワの原因3【紫外線】
紫外線は、乾燥を招くほか、肌のハリや弾力をも低下させます。
「光老化」ともいわれ、肌老化の大部分を占めるのが、紫外線によるもの。
長年、蓄積された紫外線によるダメージは、加齢によってシワやシミ、たるみになって表面化します。
シワの原因4【血行不良】
特に、血行を悪くする「喫煙」は、肌の弾力をなくし、シワを増やします。
血行不良は、肌のターンオーバーを乱すほか、コラーゲンの生成を妨げる活性酸素を発生させます。
シャワーだけで済まさず湯船に浸かる、ストレッチで肩や首のコリをほぐし、血行を良くしましょう。
シワの原因5【間違ったケア】
間違ったスキンケアや、過度なマッサージは、肌にダメージを与え、かえってシワやたるみを引き起こします。
拭き取るタイプのクレンジングは、手軽で便利ですが、肌の摩擦には要注意!
ゴシゴシとこするのではなく、シートに含まれているクレンジング成分を肌に染みこませるように使用するのがオススメです。
シワの原因6【表情グセ】
眉間にシワを寄せるなど表情グセがある人は、シワが深くなります。
あまり表情を変えなければ、これ以上シワが増えないのでは?と思うかも知れませんがこれは間違いです。
かえって、表情筋の筋力が衰え、シワが増えてしまいます。
シワを目立たなくする方法
目元のシワは、一気に老けた印象を与えてしまいますよね。
目元のしわを少しでも目立たなくする方法を紹介します。
目元のシワを目立たなくするマッサージ
マッサージで顔の血行を良くすると、肌のターンオーバーの乱れが改善し、肌に張りが戻ります。
ただ、シワを取りたいあまり、伸ばすように引っ張ってしまったり、力が入りすぎたりすると、新しいシワを作ることになってしまうので、注意が必要です。
マッサージの前に、蒸しタオルで目元を温め、必ずマッサージクリームを使用して行ってくださいね。
目元のシワを目立たなくするメイク
メイクでしっかり時間をかけて欲しいのが「保湿」。
乾燥は小ジワ目立たせ、化粧崩れの原因になるからです。
目元用の美容液やアイクリームを使用するのがオススメです。
目の下のシワには、ファンデーションよりも1~2段階明るいコンシーラーを。
小ジワを隠そうと思うと、ファンデーションをつい厚く塗ってしまいがちですが、時間が経つにつれ、余分なファンデーションがシワの溝にたまり、かえってシワを目立たせてしまうので逆効果です。
シワのある所は、薄く仕上げましょう。
目元のハイライトは、小ジワを目立ちにくくしてくれます。
細かいラメやパール入りのもの、スティックタイプのものがオススメです。
注目の「シワ改善クリーム」
エイジングケアができる化粧品の中で、今注目されている「シワ改善クリーム」。
肌みずからがヒアルロン酸を生み出し水分量を増やすことでシワを改善する有効成分「レチノール」を配合したもので、資生堂の「バイタルパーフェクション」や、ポーラの「リンクルショット」が人気です。
まとめ
いつかはできるだろうとわかっていたとはいえ、小じわを発見してしまった時のショックといったら・・・。
最近、眉毛は意外に凝っているという話を聞き、眉毛のツボ押しをしているのですが、目がスッキリして、まぶたのたるみにも効いている感じがします。
シワ改善マッサージのついでにオススメですよ~♪