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【2019年】首都圏でもホタル鑑賞できる!時期とおすすめスポットを紹介。

日本の夏の風物詩として、古くから親しまれてきたホタル。

夏の訪れを告げるホタルの光は、幻想的で、昔から人々の心を魅了し続けています。

ホタルの数が減り続けていることもあり、最近では「ホタル観賞ツアー」なども人気です。

日本で見られるホタル

ホタルの仲間は世界中で約2000種類、日本には、約50種類存在しています。

日本で親しまれているホタルといえば「ゲンジホタル」「ヘイケホタル」でしょうか。

ゲンジホタルは、体長15mm前後とヘイケホタルよりも大きく、発光も強め、光る間隔も長いので、鑑賞する人の間でも人気です。

ホタルの観賞時期

ホタルが鑑賞できるのは、ゲンジホタルが6月上旬~7月頃まで、ヘイケホタルは6月下旬~8月頃までの、夜7時~9時頃です。

【ホタルが活発に活動する条件】

  • 月明かりがない(曇りの日)
  • 湿度が高い
  • 風がない 

ホタルはなぜ光るの?

日本には、約50種類のホタルがいますが、実は、すべてのホタルが発光するわけではなく、発光するのは約10種類程度のようです。

また、その光り方もホタルによって違いがあります。

ホタルのお尻には、黄色い「発光器」というものがあります。
その中にある「発光する物質」と「発光を助ける酵素」、そして「体の中の酸素」が反応して光を出します。
ホタルの光は、電球のように熱くならないので、冷光とよばれています。

光りながら飛んでいるホタルはほとんどがオスで、メスにプロポーズをしています。

メスは、草や葉に止まって小さな光を出しています。

ホタルを観賞するときのマナー

  • 触らない、捕まえない
  • 光や音が出るものを使わない
  • 生息エリアを汚さない
  • 肌は出さず歩きやすい靴を履く


ホタルは採らないこと

1年をかけて成虫になったホタルの命は、長くても1週間ほど。

絶滅の危機に瀕している希少な生物です。

来年もまたたくさんのホタルに会えるように、触ったり捕まえたりすることはやめましょう。

生息エリアを汚さないこと

ホタルは綺麗な水源でしか生息できません。

ゴミは必ず持ち帰りましょう。


光や音が出るものを使わないこと

ホタルは強い光を向けると、光るのをやめてしまいます。
スマホ・カメラのフラッシュ、懐中電灯を向けないように注意しましょう。

フラッシュはたかずムービーで撮影するのがオススメです。

近隣住民への迷惑にもなるので、静かに鑑賞してくださいね。

肌は出さず、歩きやすい靴を履くこと

ホタルが生息しているのは、草が茂った自然豊かな場所ですから、スカートなど肌を露出する服装はNG!

上着も長袖のはおりものがあると◎。

視界が悪い中を歩くことになるので、靴はスニーカーがオススメです。

関東のホタル鑑賞スポット

水が綺麗で自然豊かな場所にしか生息しないホタルですが、首都圏でも鑑賞できるスポットがあります。

【東京都】

  • ホテル椿山荘東京 ほたるの夕べ(2019年5月17日~7月7日)
  • 足立区生物園 ホタルの夕べ(2019年6月6日~2019年6月9日)
  • よみうりランド ほたる鑑賞会(2019年6月の金・土・日)
  • 久我山ホタル祭り(2019年6月15日~16日)
  • ほたる公園 福生ほたる祭(2019年6月15日)

【埼玉県】

  • 秩父ミューズパーク ほたる観賞の夕べ(6月29日)
  • 東武動物公園 ほたリウム(1年中)
  •  川口グリーンセンター
  • 北本自然観察公園

東武動物公園のほたリウム」は、1年間を通してホタルが鑑賞できる世界初の劇場型の施設 。本物のほたるが約1万匹生息している大型水槽があります。

【千葉県】

  • いすみ市山田川周辺源氏ぼたるの里 源氏ぼたる観賞の夕べ&源氏ぼたる祭り(2019年5月29日~6月1日)
  • ロマンの森共和国 
  • 大町自然観察園
  • 千葉市昭和の森公園

【神奈川県】

  • 三溪園 蛍の夕べ(2019年5月17日~5月26日)
  • 浄徳院菖蒲園
  • 厳島湿生公園
  • 万葉公園

まとめ

和歌や俳句など、1000年以上も前から、親しまれてきたホタル。

いつもと違ったデートを楽しみたいカップルや、子どもに貴重な体験をさせてあげたい家族連れにも、オススメのホタル観賞。

約1年かけて成虫になり、光を放つのはわずか1週間程度。
その儚さと美しさ、そして癒し、ぜひ体験してみてくださいね。