子どもが通う小学校などでも「昔遊び」という授業がありますが、そこで教えて下さるのはちょうど戦後生まれの方たちの遊び「こま」「おはじき」「お手玉」「竹とんぼ」などで、同じ昭和生まれの私にとっても「昔あそび」になります。
今回は、昭和40年代生まれの私が子どもの頃に遊んで、記憶に残っている遊びを振り返りつつ紹介したいなと思います。
第一弾は「男の子編」です。
昭和に流行した男の子の遊び
キン肉マン消しゴム・スーパーカー消しゴム
消しゴムとはいっても、消しゴムとして使用することはなく、ガチャガチャで集めたキン消しや、スーパーカー消しゴムを、友達と交換したり、バトルやレースで戦って勝った人がゲットしたりして盛り上がっていたのを覚えています。
みんな、お菓子の缶などにぎゅうぎゅうに入れていたな。
案の定、取った取られたなど問題も起こり、持ち込み禁止となる学校も多かったです。
泥だんご作り
水と砂を混ぜて付くった泥だんごに、サラサラの砂をまぶして固めて、馴染むまで休ませてから、 磨いていく。
学校でも流行っていて、作りかけの泥だんごがみんな下駄箱の隅に置いてありました(^^;)
滑り台から落としても割れない泥だんごを作れたらヒーローでした。
秘密基地作り
大人に邪魔されず、仲良しの友達だけしか入れない秘密の場所。
基地といっても、ただ段ボールで囲っただけの空間だったりするんですが、友達と秘密を共有するワクワクドキドキ感がありました。
第一の秘密基地、第二の秘密基地と何か所かあって、放課後は「今日は第2で集合」なんて約束をして、駄菓子なんかを食べたりしてました。
テレビの無人島生活を見るたび、昔作った秘密基地を思い出します(^^)
三角ベース・キックベース
少ない人数で野球をしたいときは「三角ベース」。
ホームベースと、一塁、三塁しかなく、外野に飛ぶとほぼランニングホームラン(^^)
キックベースは、ピッチャーはサッカーボールを転がし、バッターはボールを蹴って飛ばす。それ以外は野球のルールと同じ。
ボールひとつあればできる遊びなので人気でした。
コカコーラのヨーヨー
オリンピックの年に、コカコーラ社の飲料のおまけでついていたヨーヨー。
「コカ・コーラ」「ファンタ」「スプライト」「Hi-C」などの商品ロゴが入っています。
ちなみに私も持っていました。
下手くそで「犬の散歩」という技くらいしかできませんでしたけど・・・(^^;)
ポッピンアイ・スーパーボール
「ポッピンアイ」は、当時ガチャガチャでゲットできた、中が空洞で半円球の形をしたゴムのオモチャ。
裏返して、机の上に置くと元の形に戻ろうとするゴムの力で高く飛び跳ねる。ただそれだけ、跳ねるだけ。
当時は、ポッピンアイという正式名称より「ぱっちん」と呼んでいた子が多かったように思います。
今は、スーパーボールというとお祭りですくって終わりみないな感じですが、昔はちゃんと(?)地面に強くたたきつけて、誰が一番高く飛び上がるか競ったりして遊んでました。
時には、自分に跳ね返って自爆したり、障子やふすまに穴を開けたり、電球や天井にぶつけて怒られたり・・・(^_^;
笑い袋・ブーブークッション
袋のを押すと一定時間、笑い声が再生されるだけのオモチャ。
アニメ「ちびまる子ちゃん」にもけっこう登場しますよね。
ブーブークッションは、座布団の下などに仕掛けておき、座った人を驚かせるイタズラができるオモチャ。
主に男子が、盛り上がって遊んでおり、女子は冷ややかな目で見てる、そんな感じ。
ゲイラカイト
お正月の空は、ゲイラカイトで埋め尽くされていましたね。
ゲイラカイトは、大きな目がインパクトの凧です。
あの大きい目玉の模様が、私的には怖かったのですが、流行り物大好きな父が買ってくれて、しぶしぶ上げていたのを思い出します。
無表情でゲイラカイトを上げている私の写真がアルバムに残っています。
ゲームウォッチ
1980年に任天堂が発売した携帯型液晶ゲーム機で、ゲームをしない時は、時計がわりになるのでこの名が付いています。
今のようにソフトを抜き差しすれば違うゲームが遊べるわけでなく、1つのゲーム機で1種類のゲームしかできないため、友達と持ち寄って貸し借りをしながら遊びました。
私の周りで特に人気があったのが、火災でビルから飛び降りる人を受け止める「ファイア」、タコの足に捕まらないように財宝を手に入れる「オクトパス」鶏が産む卵を落とさないようゲットする「ミッキーマウス」でした。
まとめ
昭和40年代生まれの私が子ども時代に、流行っていた男の子の遊びをピックアップしてみましたが、男の子女の子両方に人気のあった遊びも多かったなと。
今思うとなんであんなに楽しかったんだろう・・・と思ってしまうような遊びもあり、懐かしくなりました。
次回は、昭和に流行した女の子の遊びについてまとめたいと思います(^^)