いつか使うかもしれない、まだ使える、捨てるのはもったいない、とりあえず取っておこう、日本人の持つ「もったいない精神」は素敵だと思います。
しかし、とっておいたものの多くは、その存在すら忘れられていることがほとんど。
収納場所を圧迫し、必要なものですら探すのが大変という状況になっていませんか?
そこで、私もやってみました「断捨離」!
私の断捨離体験と、断捨離のポイントをお伝えしようと思います。
断捨離は心のデトックス
断捨離は、ただ単に不要品を処分することではありません。
自分にとって今、何が本当に必要なものなのかを知り、自分を見つめ直す作業でもあるんですよ。
【断捨離とは・・・】
- 「断」・・・入ってくる不要なものを断つこと
- 「捨」・・・家にある不要なものを捨てること
- 「離」・・・ものへの執着から離れること
ものへの執着から離れ、不要なもの捨てる作業をすることで、今の自分に必要なもの・不必要なものを客観的に判断できるようになるんですね。
この作業は、単に物品だけでなく、考え方や人付き合いにも影響を与えるそうですよ。
不要なものを処分し、スッキリ片付くと、自分の持ち物をしっかり把握し、管理できるようになります。
その結果、二重買いも防げますし、ものを増やしたくないという気持ちになるので、本当に無駄な衝動買いが減りました。
断捨離すると運気がUPするといわれていますが、こういうことかぁ~と納得です♪
片付けが苦手=ものが多いから
今まで私は「片付けられない女」と家族に言われ、私自身も片付けは苦手なんだよね~と思っていました。
しかし、スッキリ片付き、ものが少ない部屋というのは、何より掃除が楽で快適。
そして、ものが少ないと、収納場所に余裕があるので、取り出しやすく、片付けやすい!
今までは、ものが多すぎて、何がどこにあるのか自分でも把握できていなかったみたいです。
片付けやすいから、片付けるのが面倒ではなくなり、結果、今では「片付けられない女」から「片付けられるようになった女」に、昇格いたしました。
断捨離は「キッチン」からがオススメ
私が、始めに断捨離したかったのは、洋服や細々とした生活雑貨類。
明らかに収納スペースを圧迫し、部屋をゴチャゴチャとした空間にしているであろうこれらを片付ければ、さぞやスッキリするに違いないと。
しかし、断捨離初心者がひとりでやるにはちょっと大変でした。
元々、ものを捨てられず溜め込みがちな私。
例えば、破れてるとか色あせてるとか、さすがにもうこれは着られない!という残念な状態になっていない限り、サクッとスパッと処分を決定できないんです。
今まで存在すら忘れてたくせに、今度は絶対に着る!とか、痩せたら着る!とか何の根拠もなく思っちゃうわけです。
生活雑貨に関しても、家族に「捨ててもいい?」と同意が必要なものも多く、疲れてしまいました。
ものが多いのに、断捨離も一向に進まず・・・で断念。
そんな私が、ダントツに断捨離しやすかったのは「キッチン」でした。
キッチンだと、そんなに広いスペースでもないですし、使っているもの、使っていないもの、使いやすいもの、使いにくいものが明確で、キッチンに立つのもほぼ自分だけ。
断捨離のコツを掴むのにも最適な場所だと感じました。
【食器を家族の人数分だけの最小限にする】
これだけで既にスッキリ!
コップも人数分あれば、すぐに洗って使えばいい。
どんどん使用するだけ使用してシンクに洗い物が溜まるということもなく、ストレスも溜まりません。
【使い勝手の悪いもの】
- 多機能スライサーなどの便利調理グッズ
- 小型家電(ミキサー・コーヒーメーカー・電動泡立て器など)
結局包丁でやってしまった方が早かったり、洗ったり拭いたり片付けるのが面倒で、出番は少なくなったり。
電動泡立て器も、年に1回使うか使わないか。
それなら、ホイップしてある生クリームを購入すればよし!ということで処分しました。
【増える一方のもの 】
- ついついたまる「割り箸」「プラスチックのスプーン」など
- 大小様々な保存容器
- 子どものお弁当箱・水筒
割り箸や、プラスチックのスプーン、ストローなどいつのまにか溜まってしまうが、使うことはほとんどないんですよね。
子どもの、サイズが小さくなったお弁当箱。
思い出深いけど使ったためしはない!ということで写真に撮って処分しました。
【もったいないというだけで所持していたもの】
- お菓子の缶
- 頂き物の食器
- 高級食器
食器は、未使用のものは、学校のバザーなどに出すと喜ばれますよ。
まとめ
キッチン断捨離では、使っていない不要なもので随分、収納スペースを圧迫していたんだと気づくことができました。
今後、新しいものを買い足したい場合には、どれかひとつ処分するものを決めてからにしようと思っています。